ナガバキブシ開花確認(’25/2月初旬)
目次
概要
’25/2月初旬、
ナガバキブシ(キブシ科・固有種)開花確認。
前年は、
年を越す前の12月に開花を確認していた。
雌雄株とも開花を確認した。
そう考えると、
今年の開花は少し遅いのだろう。
毎年、開花確認していると、
開花のタイミングはやや変動があるようだ。
本種は雌雄異株で
雄株・雌株・両生株がある。
現在、東平のルート沿いで見られる個体は、
開花しなさそうである。
ただし、
村民の森のルート沿いにの植栽株は開花している。
ナガバキブシは種の保存法に指定され、
個体数が少ないのは知られている。
さらに、枯死も目立ち衰退が著しい。
開花の様子
雌株
雌株の開花個体(野生株)
開花している花序
花弁は淡黄緑色
花弁4、おしべは8、めしべは1
ただし、雌株のおしべは退化している
雄株(両性株)
雄株(両性株)の開花個体(植栽株)
開花している花序
花弁は淡黄緑色
花弁4、おしべは8、めしべは1
見るには
野生株は東平で、ごくわずかに見られる。
なお、
その株(雄株)は今年の開花はなさそう。
植栽株でよければ、
村民の森でも開花が見られる。
どちらのルーとも入林パスが必要なルート。
観光の方はガイドツアーで。
森歩きツアーでどちらも訪れることができる。
また、
大神山公園ノヤシ橋の植栽株も開花が見られる。
こちらは自由に見られるが、
間近で見るのは難しい。
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