小笠原マルベリー

総状花序に黄花がつくアサヒエビネ

 

 

概要

 

例年7月下旬-8月初旬ごろ、

アサヒエビネ(ラン科・固有種)開花します。

そのころは、

まだ咲いているのはわずかです。

 

植栽株も野生株も、

開花時期はさほど変わらないかと思います。

 

花期は

個体によってそれなりにばらつきがあります。

花の遅い株もあるので、

10月ごろまで花は見られる可能性があります。

 

1つの個体でも、

花序の始めと終わりでかなり差があるので、

半月以上は咲いています。

 

 

 

 

和名

 

アサヒエビネ、

漢字では「旭海老根」です。

 

旭とは

父島の旭山に由来するものだそうです。

 

余談ですが、

ちなみにうちの長男も旭(あきら)です。

 

 

 

 

 

 

花

 

 

花期が近づくと、

花茎をのばし、

総状花序の下の方から順次咲き始めています。

 

淡黄色の花で

唇弁が下向きか横向きで咲いています。

萼片3、花弁3(唇弁1,花弁2)ですが、

いずれもやや反り返るのが普通です。

花に近づいても、

このエビネはまったく香りはありません。

 

唇弁1はT字(十字)型、側花弁2、背萼片1、側萼片2があります、

萼片のほうが花弁より大きめです。

 

唇弁に対角の向かいあう大きい形のものが背萼片。

背萼片に近い、細い斜め上向きの1対が側花弁。

唇弁に近い横向きの広い1対が側萼片です。

 

花弁のほうが、萼片よりも、

前後でいうと、手前に位置しています。

 

花冠の中央にある白っぽい部分が蕊柱(ずいちゅう)です。

花粉塊は8です。

*蕊柱:おしべ・めしべが融合したもの

 

 

 

 

 

 

見るには

 

アサヒエビネは複数のコースで見られます。

そのため、

ツアーでは森でも山でも見ることはできます。

リクエストがあれば、

森の半日コースでも紹介できます。

 

千尋岩(ハートロック)コース

 

 

森歩き

 

旭山歩道・・幕末に日章旗を立てた山(ふらふ山)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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