小笠原マルベリー

山中に残るガスマスク(防毒面)の吸収缶


 

 

概要

 

ガスマスク(防毒面)は

顔を覆うマスクとホースと吸収缶が一体になっている。

 

父島の山中には

ガスマスク(防毒面)の吸収缶が残っている。

吸収缶は複数まとまってある。

 

 

そばにある丸いのは

マスクのレンズ(眼鏡)部分である。

 

この場所は、戦前の人家跡、

強制疎開以降は軍隊が使っていたと思われる。

 

桑ノ木山ルート(森歩き)

 

 

 

 

防毒面

 

旭川の北鎮記念館には、

防毒面が展示されている。

 

旭川市北鎮記念館(’23/5月訪問)

 

<防毒面展示>

 

 

 

 

 

吸収缶

 

この吸収缶、

僕の持つ資料では九九式防毒面のように見える。

 

参考サイト www.roswitha.jp/[20]gasmask@99shiki.html

 

 

 

日本陸軍便覧―米陸軍省テクニカル・マニュアル:1944 |通販 | Amazon

 

上記の本によると、

マスクのホースと吸収缶の接続はクリップで留めている。

吸収缶では青酸や塩化シアンが防護できるよう。

 

戦場にならなかった島で、

実際にどの程度使われたのかは定かではない。

 

 

 

 

 

見るには

 

戦跡ツアーで行く場所ではガスマスクはない。

 

この場所は、

森歩きのツアーで使うところ。

 

桑ノ木山ルート(森歩き)

 

森歩き

 

戦跡ツアーで、

リクエストがあれば、訪れることは可能。

 

戦跡ツアー

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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