山中に残るガスマスク(防毒面)の吸収缶
目次
概要
ガスマスク(防毒面)は
顔を覆うマスクとホースと吸収缶が一体になっている。
父島の山中には
ガスマスク(防毒面)の吸収缶が残っている。
吸収缶は複数まとまってある。
そばにある丸いのは
マスクのレンズ(眼鏡)部分である。
この場所は、戦前の人家跡、
強制疎開以降は軍隊が使っていたと思われる。
防毒面
旭川の北鎮記念館には、
防毒面が展示されている。
<防毒面展示>
吸収缶
この吸収缶、
僕の持つ資料では九九式防毒面のように見える。
参考サイト www.roswitha.jp/[20]gasmask@99shiki.html
日本陸軍便覧―米陸軍省テクニカル・マニュアル:1944 |通販 | Amazon
上記の本によると、
マスクのホースと吸収缶の接続はクリップで留めている。
吸収缶では青酸や塩化シアンが防護できるよう。
戦場にならなかった島で、
実際にどの程度使われたのかは定かではない。
見るには
戦跡ツアーで行く場所ではガスマスクはない。
この場所は、
森歩きのツアーで使うところ。
戦跡ツアーで、
リクエストがあれば、訪れることは可能。
前の記事へ
次の記事へ