小笠原マルベリー

陸軍中央山見晴台下監視所(見張所)壕


 

 

概要

 

中央山園地の歩道は

中央山山頂と見晴台と2つのピークに上れます。

自然公園施設の紹介-父島|東京都小笠原支庁 (tokyo.lg.jp)

 

中央山園地ルート・・父島最高峰と地球の丸さを体験

 

戦時中、

山頂には海軍の電波探信儀が据えられていました。

 

父島に残る2つの海軍電波探信儀

 

一方、見晴台は、

陸軍の監視所(見張所)があったようです。

 

洞窟陣地で、ふもとに南北の入口があります。

壕内で上方の監視所とつながっています。

 

監視所は

見晴台から西に少し下ったぐらいの位置にあります。

ここから二見湾や西側方面を監視していたのでしょう。

 

この監視所壕のそばには、他に2つ壕がありました。

1つはレールが中にのびる壕(未完成のよう)、

もう1つは未確認です。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

監視所壕

 

 

南側入口

 

南側入口とかまど

 

小さめの貯水槽

岩の割れ目からの水を受けたいたのかも?

 

通路

 

北側入口

 

 

壕中央部から上の監視所へつながる坂道

 

壕内に残る陸軍軍用食器残骸

 

陸軍軍用食器(名古屋製陶所製)

 

監視所

 

監視所外側

 

監視所付近からの展望

 

 

 

レール壕

 

入口

 

壕内  レールが敷かれたまま

 

 

壕の突き当り(未完成と思われます)

 

上方の出口(見晴台北側)

 

近辺に残るレール残骸

 

 

 

 

 

見ることは?

 

この場所は、ルートからそれるので、

残念ですが、ご案内はできません。

 

なお、

レールの残る壕は夜明山で見られます。

 

トロッコレールと車輪が残る長い壕(陸軍)

 

戦跡ツアーで訪れます。

見たい方はリクエストしてください。

 

戦跡ツアー

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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