小笠原で見られるいくつかのヒルガオ科植物の花
目次
概要
小笠原、主に父島周辺で見られる、
いくつかのヒルガオ科植物の花を紹介します。
20種類近くありますが、
固有種はなく、広域分布種か外来種です。
ヒルガオ科植物の花は大柄でよく目立ちます。
基本の花のつくりは、
漏斗型合弁花冠、おしべ5、めしべ1です。
まずは広域分布種から
グンバイヒルガオ
浜辺に行けばたいがい見られる
おなじみのグンバイヒルガオ(広域分布種)です。
鮮やかなピンク色の花が映えます。
夏期(5-10月ごろ)はずっと花が見られます。
葉が軍配形で特徴的。
オオバハマアサガオ
集落付近の樹林で生えています。
兄島の滝之浦でも生えています。
それ以外の場所ではどこにあるかよく知りません。
キバナハマヒルガオ
白花なのにキバナハマヒルガオです。
南島だけで自生しています。
ルートからそれたところにあるので、
観光では見ることができません。
次は外来種
トゲヨルガオ
白花のトゲヨルガオ(ヨルガオ)です。
父島では道路沿い数カ所で野生化しています。
おおむね戦前に人の手が入っていたような場所です。
茎などにとげがあります。
バラアサガオ
黄花のバラアサガオ(ウッドローズ)。
花期は10月頃からです。
集落の周辺で野生化していてとても花が目立ちます。
果期にはまた花のような形になって、
ドライフラワーとして活用されているようです。
ホシアサガオ
ヨウサイ(空心菜)
その他
父島にはほかにも栽培のアサガオもあります。
見るには
種によって、それぞれみられる場所が違います。
見られるものは、各種ツアーで紹介できます。
リクエストしてください。
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